💡 壊れているから臭うのではなく、状態と年代によって臭う。
正常な個体でも特有の匂いが出ることがあるので、中古購入時の判断ポイントをまとめます。
🧐 200Aが臭う原因は3種類
① 塗料そのものの揮発臭(年代特有)
200Aは年代によって塗料の成分が違います。
特に 70〜80年代の赤塗料は重厚な油性塗料で、経年により塗膜の溶剤が揮発して独特の匂いを放ちます。
📌 レストアの有無に関係なく、“当時のまま”の個体ほど残りやすい臭い。
特徴
- ツンとした塗料臭
- 金属の酸化臭(鉄臭)が混じる
② 燃料(ホワイトガソリン)の残り
前オーナーが空焼きせず保管していると、タンク内部に燃料臭が強く残ります。
- 使わない期間が長いほど揮発ガスが蓄積
- 点火は普通にできるが、車内保管・室内保管時に臭う
🚗 車に積んだ時にだけ臭う → “あるある”症状
③ ゴムパッキンが燃料を吸っている
古いゴムは燃料を吸い、ゴム臭+ガソリン臭が混ざった強い匂いになります。
- パッキン交換しても、金属側に臭いが残ることがある
- レストア済みでも起きる
🛠 ゴム臭は“故障”ではなく“経年の証拠”。
🔧 その臭い…直すべき?放置でOK?
| 原因 | 直さなくてもOK | 対策が必要 |
|---|---|---|
| 塗料臭 | 👍 正常 | 不要 |
| 燃料臭 | ⚠️ 放置すると強くなる | 対策必要 |
| ゴム臭 | 🆗 交換すれば改善 | 部分的に必要 |
👉 “燃料臭だけは対策すべき” が結論。
✨【簡単】家でできる臭い対策
✔ 1)タンクを空焼きする
燃料を抜き、最低15分ほど空焼きする。
※残り臭を防ぐ効果が高い。
✔ 2)バルブ周りの拭き取り
燃料が滲んだ跡は、マイクロファイバー+中性洗剤で拭く。
アルコールは塗膜を痛めるのでNG。
✔ 3)パッキン交換(ゴム臭対策)
燃料が染みた劣化パッキンは交換。
👉 参考:ネット通販で PENTA製互換パーツ が定番。
🛑 中古購入で“絶対に臭い個体を避けるポイント”
⚠ 空焼きしてから保管されていますか?
⚠ タンク内に燃料を入れたまま保管してませんか?
この2つを聞いて、回答が曖昧なら避けるべき。
理由は単純で、臭い個体ほど保管が雑だった可能性が高いから。
💥 名品でも、保存が雑なら状態が悪い。
💰【結論】ニオイ=価値が下がるわけではない
| 原因 | 価値への影響 |
|---|---|
| 塗料臭 | ❌ 下がらない(むしろ“当時のまま”の証拠) |
| ゴム臭 | ⭕ 対策しやすいので影響なし |
| 燃料臭 | ⚠ 保管が悪い可能性 → 避ける |
🔥 “臭い=悪い個体”という考えは間違い。
見るべきは、匂いではなく 保管歴・保存状態。
🔗 具体例:僕の74/76比較(内部リンク)
🏁 まとめ
- 200Aは 年代と状態によって“臭う”
- 塗料臭は“当時のまま”の証拠
- 燃料臭だけは対策・注意
- ゴム臭は交換で改善
- 中古で見るべきは 匂いではなく保管歴
🏕 価値は匂いではなく、保存で決まる。
👉 これから200Aを探す人向けに参考リンク:
- 【楽天】コールマンランタン 検索一覧
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