SUS304の釣り用インナーボックスを自作|ムギイカ・アジ・小魚の持ち帰りに使ってみた
釣りに行くと、地味に困るのがクーラーボックスの中の整理です。
ムギイカ、アジ、小魚、沖漬け用の袋、氷、飲み物、道具。
気づくとクーラーの中がぐちゃっとなります。
特にムギイカ釣りは、釣れた後の持ち帰り方でかなり差が出ます。
イカは水に直接長く浸けて持ち帰るより、袋などに分けて、冷やしながら持ち帰る方が扱いやすいです。
そこで今回、自分の釣行用に SUS304製の釣り用インナーボックス を作りました。
使ったクーラーは、ダイワの GU-3500。
実際にムギイカ釣りで使ってみたので、使い勝手、メリット、注意点をまとめます。

今回作ったのは「イカ専用」ではなく釣り用インナーボックス
今回作った箱は、ムギイカだけに使うものではありません。
用途としては、
- ムギイカ
- スルメイカ
- アジ
- 小魚
- 氷との仕切り
- クーラー内の整理
このあたりを想定しています。
いわゆる「イカ用の箱」としても使えますが、個人的には 釣果をクーラー内で分けるためのSUS304製インナーボックス という感覚です。
クーラーボックスの中にひとつ箱があるだけで、釣れたものの置き場が決まります。
これがかなり大きいです。

仕様|SUS304 t0.8で製作
今回のインナーボックスは、SUS304で製作しています。
ざっくりした仕様は以下です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | SUS304 |
| 板厚 | t0.8 |
| 外寸 | 約500mm × 約200mm |
| 高さ | 約45mm(重ねるための飛び出しまで入れると55mm) |
| 重量 | 約1.1kg→実際歩き回る訳でないので気にならない |
| 使用確認クーラー | ダイワ GU-3500 |
SUS304は、ステンレスの中でもサビに強く、アウトドア用品や水回りでもよく使われる素材です。
もちろん、ステンレスでも海水や汚れを放置すれば変色やサビの原因になります。
使用後は水洗いして、しっかり乾燥させる必要があります。
ただ、釣り用として考えると、洗いやすく、道具感もある素材です。
2段でも3段でも重ねらる仕様です。


SUS304を選んだ理由|アルミではなくステンレスにした訳
釣り用の箱なら、軽さや冷えやすさだけを考えればアルミという選択肢もあります。
実際、市販品でもアルミ製のイカ用トロ箱はあります。
ただ今回は、あえてSUS304で作りました。
理由は、
- 丈夫さ
- 洗いやすさ
- 道具としての質感
- 変形しにくさ
- WADAI屋らしい無骨感
このあたりを重視したかったからです。
一方で、アルミに比べるとステンレスは熱伝導率の面では不利です。
つまり、単純に「箱だけで一気に冷やす」というより、冷やし方を工夫して使う道具 と考えています。
今回の使い方は、
釣ったイカをジップロックに入れる
↓
必要に応じて海水を少し入れる
↓
SUS304インナーボックスに入れる
↓
フタをする
↓
フタの上にも氷を置く
↓
箱の外側からも氷で冷やす
この形です。
イカをクーラーの水に直接浮かせるのではなく、袋で分けて、箱で整理しながら上下から冷やす。
この使い方が、今回のSUS304インナーボックスの狙いです。
ムギイカは水に直接浸けっぱなしにしない方が扱いやすい
ムギイカを持ち帰るとき、クーラーの中で水に直接浸かりっぱなしになると、身が水っぽくなったり、ぬめりや墨でクーラー内が汚れやすくなったりします。
もちろん、釣り場や人によって持ち帰り方は違います。
ただ、自分の場合は、イカをジップロックなどに分けて入れ、必要に応じて海水を少し入れて、氷で冷やす方が扱いやすいと感じています。クーラー内を真水氷では無く、クーラー内に海水を少量入れて氷を入れる。
海水+氷が好まれる理由
① 身が白くなりにくい
真水に浸かると浸透圧の関係で、
- 身がふやける
- 表面が白っぽくなる
- 食感が落ちる
ことがあります。
特に刺身で食べるなら差が出ます。
② 急激な温度変化を避けられる
海水氷は0℃以下でも凍りにくく、
- 身が部分的に凍る
- ドリップが出る
リスクが少ないです。
イカは魚より身が柔らかいので影響を受けやすい。
③ 船上で扱いやすい
海水氷なら、
- イカ投入
- 冷却
- 保管
をそのまま行える。
漁師さんもよく使う方法です。
今回の箱は、そのための整理用ボックスです。
イカを直接箱にドサッと入れるというより、
ジップロックや袋に入れたイカを
箱の中でまとめる
という使い方がしやすいです。
これなら、持ち帰り用、食べる分などを分けやすくなります。
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オプションでフタも用意
今回のインナーボックスは、フタも用意できる形にしています。
フタがあると、箱の上にも氷を置きやすくなります。
つまり、
- 箱の周りから冷やす
- フタの上からも冷やす
- 中の袋入りイカをまとめる
という形ができます。
ステンレスはアルミほど熱を伝えやすい素材ではありません。
だからこそ、氷の置き方で補う。
単に箱を作るだけではなく、クーラー内でどう冷やすか まで考えた使い方です。

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ダイワGU-3500に入れて実際に使ってみた
今回は、ダイワGU-3500のクーラーボックスに入れて使いました。
クーラーの中にSUS304製の箱を入れて、周りに氷を配置。
さらに、箱の中にはジップロックに入れたムギイカを入れています。
この形にすると、クーラー内がかなり整理しやすいです。
袋だけで持ち帰ると、氷に埋もれたり、袋がどこにあるか分かりにくくなったりします。
でも箱があると、
- 釣果を入れる場所が決まる
- 氷と分けやすい
- 帰宅後に取り出しやすい
- クーラー内の見た目が整理される
- 袋入りのイカをまとめやすい
というメリットがあります。
釣行後は疲れているので、こういう小さな整理がかなり助かります。


アジや小魚にも使える
この箱は、ムギイカだけでなくアジや小魚にも使えます。
アジ釣りの場合も、釣れた魚をクーラーの中でまとめておきたい場面があります。
小魚が氷の下に潜ったり、袋の中で水っぽくなったりするのが気になる人には、こういう箱があると整理しやすいです。
もちろん、大型魚を入れる箱ではありません。
向いているのは、
- ムギイカ
- 小型のイカ
- アジ
- 小サバ
- 小魚
- 沖漬け用の仕分け
- クーラー内の整理
こういう用途です。

クーラー内で便利だった点
クーラー内が整理しやすい
一番大きいのはこれです。
箱があることで、釣果を入れる場所が決まります。
ジップロックや袋をただクーラーに入れるより、かなり収まりが良くなります。
氷と釣果を分けやすい
クーラーの中で氷と釣果がごちゃっと混ざると、帰宅後に取り出しにくいです。
インナーボックスがあると、氷を周囲に置きながら釣果をまとめやすくなります。
フタを使えば、上からも氷を置きやすいです。
冷やしつつ、整理しやすい。
ここがかなり便利です。
帰宅後に洗いやすい
イカ釣りは、墨やぬめりがつきます。
釣行後に洗いやすいかどうかはかなり大事です。
SUS304の箱なら、水洗いして乾燥させやすいです。
もちろん、汚れを放置すれば変色やにおいの原因になるので、使用後の洗浄は必須です。
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道具としての雰囲気がある
これは完全に好みですが、かなり大事です。
釣り道具もキャンプ道具も、使っていて気分が上がるかどうかは重要。
SUS304の箱は、見た目に無骨さがあります。
WADAI屋らしい釣り道具として、これはありだと感じました。

注意点|購入前に確認したい3つのこと
便利ですが、万能ではありません。
購入や使用を考える場合は、以下を確認してください。
すべてのクーラーに入るわけではない
今回はダイワGU-3500で使用確認しています。
GU-3500のサイズ 容量35L 内寸240mmx550mmx250mm
他のクーラーに入るかどうかは、必ず内寸を確認してください。
インナーボックスの外寸は約200mm × 約500mm、高さ約55mmです。
クーラーの内寸に余裕がないと入りません。
実際筆者は箱を2箱入れてます。(重ねてる)クーラーボックスに入れても少し余裕があるので、移動中も滑りずらくボックス内もキズがつきにくい印象でした。
金属製なので角やフチに注意
金属加工品なので、角やフチには注意してください。
できる限り使いやすい形にしていますが、強くこすったり、雑に扱ったりすると手を切る可能性があります。
特に釣行後は手が濡れていたり、疲れていたりするので注意が必要です。
使用前・使用後は必ず洗う
食品や釣果に触れるため、使用前には必ず洗浄してください。
使用後も、海水・魚のぬめり・イカ墨・調味液を残さないように洗って乾燥させてください。
ステンレスでも、汚れや塩分を放置すればサビや変色の原因になります。
完全な密閉容器ではない
この箱は、密閉容器ではありません。
水や調味液を完全に閉じ込める目的ではなく、クーラーボックス内で釣果を整理するための箱です。
沖漬け液を直接大量に入れて密閉するような使い方には向いていません。
沖漬けは袋やタッパーを併用するのがおすすめです。
サイズ相談も可能
クーラーボックスのサイズは人によって違います。
そのため、DMなどでクーラーの内寸を教えていただければ、製作可能な範囲でサイズ相談も可能です。
すべてのサイズに対応できるわけではありませんが、使用するクーラーの内寸や用途を確認しながら、できる範囲で対応します。
「自分のクーラーに入るサイズで作れるか知りたい」という方は、InstagramのDMまたはBASEのお問い合わせからご相談ください。
サイズ変更の場合は、材料費や製作時間が変わるため、価格が変わる場合があります。
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この箱が向いている人
このSUS304製インナーボックスは、全員に必要な道具ではありません。
普通の袋やプラスチックカゴで十分という人もいます。
ただ、こういう人にはかなり向いています。
- ムギイカ釣りに行く人
- アジや小魚をクーラー内で分けたい人
- クーラー内を整理したい人
- 沖漬け用と持ち帰り用を分けたい人
- ジップロックをクーラー内でまとめたい人
- 金属製の釣り道具が好きな人
- 量産品ではない道具が好きな人
- WADAI屋らしい無骨な道具が好きな人
釣果をただ持ち帰るだけなら、袋でもできます。
でも、釣った後の整理や片付けまで考えるなら、こういう専用の箱はかなり便利です。


少量だけBASEで販売予定
今回のSUS304製インナーボックスは、自分用に作ったものです。
ただ、実際に使ってみてかなり便利だったので、少量だけBASEに出す予定です。
量産品ではありません。
WADAI屋で少量ずつ製作する釣り用の金属道具です。
ムギイカ、アジ、小魚、沖漬け用の仕分け、クーラー内の整理に使いたい人向けです。
気になる方は、WADAI屋のBASEをチェックしてみてください。
まとめ|釣果の持ち帰りは、クーラー内の整理でかなり変わる
釣りは、釣って終わりではありません。
持ち帰り方、冷やし方、帰宅後の片付けまで含めて釣行です。
今回作ったSUS304製の釣り用インナーボックスは、ダイワGU-3500に入れて実際に使ってみて、ムギイカや小魚の持ち帰りにかなり相性が良いと感じました。
特に、
- クーラー内を整理したい
- 氷と釣果を分けたい
- ムギイカやアジをまとめたい
- ジップロックをきれいに収めたい
- 無骨な金属道具が好き
こういう人には使いやすいと思います。
WADAI屋では、キャンプ道具だけでなく、実際に使って便利だった金属道具を少量ずつ作っています。
今回のSUS304製インナーボックスも、そのひとつです。
釣りの持ち帰りを少しでも快適にしたい人は、こういう道具も選択肢に入れてみてください。
WADAI屋では、キャンプ・釣りで使えるSUS304製の金属ギアを少量製作しています。
今回の釣り用インナーボックスのほか、七輪やBBQで使えるステンレス鉄板も製作しています。
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