リード文
内装リフォームの大きな山場が「床」と「梁」、そしてアクセントとなる「格子戸」です。
古い床を開けてみると腐食が進み、全面やり直しが必要な状態。そこで土間を打ち直し、しっかりとした基礎の上に新しい床を施工しました。さらに梁はできるだけ残し、古民家の趣を生かすデザインへ。仕上げには近所から譲っていただいた格子戸を再利用し、欅の柱を加工してガイドに組み込むという職人技も加わりました。 <!–more–>
目次
腐食した床を撤去 → 土間打ちで強化
- 既存の床は腐食が激しく、このままでは使用不可
- 床を全面撤去し、コンクリートで土間を打ち直し
- 基礎がしっかりしたことで安心感が大きくアップ


梁を残して古民家の雰囲気を再現
- 新しい空間でも梁は極力残して活かす方針
- 木の色合いや質感をそのまま見せることで“古民家らしさ”を演出
- 吹き抜けとの組み合わせで、開放的な大空間へ

格子戸と欅の柱のリユース
- 近所の方から譲っていただいた昔ながらの格子戸を再利用
- 家に残っていた欅の柱を削り、戸のガイドとして加工
- 新しい建材では出せない“古材ならではの風合い”を活かした仕上がり


施主レビュー
実際に使用してみての感想:
- ✅ 新しい床で安心感が段違い
- ✅ 梁を残すことで「古さを活かした味」が出た
- ✅ 格子戸が加わると、一気に“古民家らしさ”が増した
- ⚠️ 古材を活かすのは手間も費用もかかる → 職人さんの技術が必須
まとめ
今回の工事では、腐った床の撤去と土間打ち直し → 梁を残した内装 → 格子戸の再利用 という流れで、納屋が古民家風の渋い空間に生まれ変わりました。
「残すところは残し、直すところはしっかり直す」──このバランスがリフォームの醍醐味だと実感。床と梁、格子戸はその象徴的な存在になっています。