目次
まず結論(やって良かったこと)
- サイズ×収納×掃除しやすさの3点を最優先にしたらブレなく選べた。
- 我が家は三面鏡(鏡裏収納)+引き出し収納+LED照明で“毎日の身支度が時短”に。(1Fと2Fで別にしてます)
- 施工は業者依頼。ただし、電源・配管・通路干渉は施主側で事前にチェックしたのが効いた。
前提:我が家で気になっていたこと
- 朝の身支度でドライヤー・電動歯ブラシ・シェーバーが混雑
- 洗濯と脱衣の動線が近く、濡れ手の水ハネが気になる
- 掃除は短時間で終わらせたい(水垢&石鹸カスが溜まりやすいのは避けたい)
私が気をつけた“5つの判断軸”
① サイズ(幅・奥行・高さ)と通路干渉
- 幅は家族の同時使用を考え750〜900mmを検討。
- 奥行は通路幅と引き出しの開閉をシミュレーション。
- 高さは前屈にならない85〜90cmを目安に、身長で微調整。
→ ドアや洗濯機とぶつからないか、養生テープで仮当てして確認したのが地味に有効。
② 収納は“引き出し”&“鏡裏”の二段構え
- 下台は引き出しが正解。奥の物まで見渡せて整頓できる。
- ミラーは三面鏡(鏡裏収納)。背の高いボトルや電動ツールが立てられる。
- コンセントは2口以上あると充電を常設できてノンストレス。
③ 掃除しやすさ(形状と水栓)
- 継ぎ目が少ないボウルを優先。水垢の溜まり場を作らない。
- 引き出し式シャワー水栓はボウル掃除が一瞬で終わる。
- タッチレス水栓は止水忘れが減って節水&衛生的(電源要確認)。
④ 電気&配管の“事前確定”
- 電源:タッチレス・曇り止め・LEDの電源位置とアース。
- 配管:止水栓・排水位置が新機種に合うか。Sトラ/Pトラの納まりを図面で確認。
- 換気:湿気が溜まるとカビ→常時弱運転にしておく前提で電源計画。
⑤ ボウル素材は“使い方”で決める
- 陶器:キズや薬剤に強い。重厚感。
- 人工大理石(樹脂系):成型自由度と継ぎ目少=掃除ラク。
- ホーロー:汚れに強いが衝撃に弱い。
→ 我が家は掃除時間を短くしたい=継ぎ目少を優先。
予算の感覚(ざっくり)
- 本体+標準工事で十数万円〜、機能追加や造作で数十万円〜。
- 追加になりやすいのは電源新設/下地補強/配管位置変更/壁紙・床の貼替。
→ 見積り時は本体・工事・追加工事を分けて出してもらうと比較が楽。
失敗しかけた点(実話)
- コンセント位置が低すぎる案になりかけた(プラグの出っ張りを見落とすと引き出しに当たる)。
- タオル掛けの位置を後回しにして、濡れ手で一歩歩く導線になりそうだった。→ 動線最短で付け直し。
- 鏡高さを大人基準で決めると子どもが映りにくい。→ 踏み台の置き場もセットで計画。
毎日のケア(3分で終わるルーティン)
- マイクロファイバーで蛇口根元→フチ→ミラー下をサッと拭く
- 週2〜3回は中性洗剤+やわらかブラシでボウル洗浄
- 換気扇は常時弱運転で湿気を貯めない
よくある質問(施主的に答える)
Q. タッチレスは本当に要る?
A. 手が汚れていても触れずに操作できるのは快適。止水忘れが減るのも地味に効く。電源だけ忘れず計画。
Q. 造作洗面が憧れだけど?
A. 最高。ただし水ハネとメンテの設計を先に決める(立ち上がり・防水材・コーキング・水栓位置)。ここを詰めれば満足度が伸びる。
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