目次
H1
コールマン200Aが“点かない/暗い/臭い”ときの最短復活チェックリスト
導入
点かない→どこから触ればいい? 暗い・炎上して怖い…そんな時は**「安全→燃料→空気→点火」の順で触ると早い。この記事は作業の“順番”に特化**。家にある200Aを最短で復活させるための保存版だよ。
※加圧式は危険を伴います。作業は自己責任、屋外・不燃エリア・消火用意で。
0. まずは安全確認(15秒)
- タンク外観に漏れ・ヒビ・緩みなし
- 屋外/周囲に可燃物なし/消火器 or 水
- 旧燃料は必ず抜く(異臭・黄変は即交換)
1. 燃料(Fuel)—入れ替えが最強(1分)
- 旧燃料を捨て、ホワイトガソリンを“少量”でテスト給油
- 燃料キャップパッキンが硬化→エア漏れ=点かない原因
- 点火しても炎が黄色い/臭い→燃料劣化かジェネ詰まり
おすすめ対応品(自己責任・対応サイズを選択)
- ホワイトガソリン(純正/同等)
- シングル用マントル(#21A 相当)
- 燃料キャップパッキン(互換セット)
2. 空気(Air)—ポンピング&ポンプカップ(1分)
- 30〜50回しっかりポンピング。手応えスカスカ=ポンプカップ乾燥
- 革/ゴムカップへオイル一滴で復活(ミシン油等)
- 依然として圧が溜まらない→チェックバルブ固着の可能性(無理はしない)
3. 点火(Heat)—マントル新品&空焼き(2分)
- 新品マントルに交換→空焼きで白化させる(風よけ必須)
- 点火直後は弱火→徐々に圧・燃料を足すと安定
- 冷間始動で不安定ならジェネレーターを軽く温めると吉
4. それでもダメな時の“順番”
- ジェネレーター詰まり:内部清掃 or 交換
- 燃料キャップ:パッキン交換で圧漏れ解消
- チェックバルブ固着:専用工具/手順で清掃(※危険。自信なければプロへ)
- フレームチューブ/ベンチレーターの歪み:空気流路を点検・修正
5. よくあるNG(全部“あるある”)
- ポンピング10回で点けようとする(圧不足)
- 古い灯油を混ぜる(200Aは白ガス推奨)
- マントル破れ・空焼きしてない
- 漏れを雑にティッシュで拭いて継続(絶対ダメ。作業中止)
6. 明るく“雰囲気最高”に仕上げる3テク
- マントルは左右対称に結ぶ(影を減らす)
- 風が強い日は風防や簡易リフレクターで安定&写真映え
- 点灯後5〜10分育てる(圧と火力が安定してから本番)
7. 最低限そろえるメンテ用品(時短セット)
※購入は自己責任/適合確認を。改造は推奨しません。
8. 早見表:症状→やること(保存推奨)
| 症状 | 最短アクション |
|---|---|
| 点かない | 新燃料 → しっかりポンピング → 新品マントル空焼き |
| 暗い | 圧追加 → マントル新品 → ジェネ軽加熱 |
| 黄色炎・臭い | 燃料入替 → ジェネ清掃/交換 |
| すぐ消える | キャップパッキン交換/圧漏れ確認 |
| ポンプが空回り | レザーカップにオイル一滴 |
内部リンク(本文末に)
免責
加圧式ランタンの作業は危険を伴います。屋外・自己責任・安全最優先で。迷ったら専門店へ。
FAQ
Q1. 200Aの燃料は何を使えばいい?
A. 基本はホワイトガソリン。混合や灯油はトラブルの元。
Q2. マントルのサイズは?
A. 一般的な**シングルマントル用(#21A相当)**が使いやすい。
Q3. どれくらいポンピングすればいい?
A. 冷間時で30〜50回を目安。暗いと感じたら少しずつ追加。
Q4. 黄色い炎とガソリン臭が出る
A. 旧燃料の劣化やジェネ詰まりが原因。燃料入替→ジェネ清掃/交換の順で。