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納屋フルリフォーム #16|腐った床を撤去して土間コンクリ打ち。湿気・耐久・掃除のしやすさを底上げ

目次

きっかけは「床を開けたら想像以上に傷んでいた」

納屋の床板をめくると、想像以上に腐朽と湿気のダメージ。
このまま張り替えても根本解決にならないと判断し、土間コンクリートに切り替える方針に。

床板撤去後の床下。腐朽と湿気で傷んだ下地の様子
床板を撤去。下地の傷みと湿気の影響がはっきり

施工:撤去→下地調整→防湿→コンクリート打設(業者依頼)

施工は専門業者に依頼。既存床を撤去し、下地調整・防湿処理など標準的な手順で整えた上でコンクリートを打設。
目的は「湿気を断ち、長く使える下地を作る」こと。秘密基地としての使い勝手も大きく向上しました。

床撤去後に下地を整えている様子
不陸を整え、下地をフラットへ
After:コンクリートを打ち直した土間
腐食コンクリート打設直後。面の通りが空間の印象を決める

土間コンクリのメリット/デメリット

メリット

  • 湿気・虫に強い:床下空間をなくしてダメージ源を断つ
  • 耐久・荷重に強い:工具・家具を置いても安心
  • 掃除がラク:ほうき・モップでさっと清掃

デメリット(対策)

  • 冬に冷えやすい → ラグやマットで運用
  • 硬くて反響しやすい → ゴム脚・フェルト脚で接地をやさしく
  • 後配線に制約 → 壁・天井配線を前提に計画

ビフォー→アフターで空間の“質”が変わる

腐りかけた床から、フラットで堅牢な土間へ。
家具の安定感が増し、掃除・模様替え・撮影もしやすくなりました。

床撤去時の室内全景。下地の段差が見える
before。点在する腐朽と段差が課題
コンクリート土間へ更新後の室内全景
after。フラットな面で使い勝手が一変

施主レビュー

  • 安心感:沈みやきしみが消え、基礎からやり直した手応え
  • 運用性:工具・家具の移動がラク。清掃も短時間で終わる
  • コスパ:張り替えの堂々巡りを避け、長期目線では得だと実感

よくある質問(FAQ)

Q1. 床の張り替えと比べて、どんな人に向いていますか?
A. 納屋や作業スペースのように耐久・清掃性・荷重を重視する用途。湿気やシロアリ対策を優先したい場合に向きます。

Q2. 自分でやるより業者が良い?
A. 面の通りや耐久に直結するため、今回は業者施工に。厚み・配合・養生の管理まで任せられるのが安心でした。


まとめ

傷んだ床を無理に延命せず、土間コンクリに切り替えたことで、湿気・耐久・掃除性が一気に改善。
秘密基地として「使える時間」を増やす、根本からのアップデートになりました。
今回は土間化までの記録。使い込んで見えてきた使い勝手やメンテの気づきは、必要に応じて本記事に追記します。

※ 土間コンクリートについてはこちらも参考 → Wikipedia: 土間

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