リード文
納屋のフルリフォームで大きく変えたのが「床まわり」。腐った床を撤去し、コンクリートを打ち直して土間にしたことで、強度もメンテナンス性も格段に向上しました。さらに、外に置いてあったタイル張りのシンクを再利用。加えてヒビの入った古い竈門も残すことで、古民家らしい雰囲気をそのままに仕上げています。今回は、土間空間と古い設備の活かし方を紹介します。 <!–more–>
目次
腐った床を撤去し、土間打ちで再生
- リフォーム前は床下が腐食して強度に不安あり
- 一度すべて撤去し、基礎からコンクリートを打設
- 掃除しやすく、湿気対策にもなり、安心して使える空間へ
📷 Before:腐った床を撤去した写真


📷 After:コンクリートを打ち直した土間


シンクは“新調せずに再利用”
- 外に置いてあったタイル張りのシンクを移設
- 新品を入れるのではなく、レトロなデザインを活かす方針
- コストを抑えつつ古民家らしい雰囲気をプラス
📷 シンクの写真

竈門はあえて残す
- タイル張りの竈門はひびや錆びが進行
- 現時点では実用には難しいが、古民家らしさを象徴する存在として残すことに
- 今後修繕して使える状態にする予定


施主レビュー
- ✅ 土間にしたことで掃除や湿気対策が楽になった
- ✅ シンクと竈門で「古民家らしさ」がぐっと増した
- ⚠️ 竈門はまだ修繕前。今後の手入れも含めて楽しみたい
まとめ
納屋リフォームは「新しくする」だけではなく、古いものをどう残して活かすかが大切。土間とシンク再利用、そして竈門をあえて残したことで、古民家らしさをしっかり継承できました。今後の修繕や活用も含めて、まだまだ変化が楽しみな空間です。