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納屋フルリフォーム #5|床と梁の再生&格子戸で古民家らしい内装に

リード文
内装リフォームの大きな山場が「床」と「梁」、そしてアクセントとなる「格子戸」です。
古い床を開けてみると腐食が進み、全面やり直しが必要な状態。そこで土間を打ち直し、しっかりとした基礎の上に新しい床を施工しました。さらに梁はできるだけ残し、古民家の趣を生かすデザインへ。仕上げには近所から譲っていただいた格子戸を再利用し、欅の柱を加工してガイドに組み込むという職人技も加わりました。 <!–more–>


目次

腐食した床を撤去 → 土間打ちで強化

  • 既存の床は腐食が激しく、このままでは使用不可
  • 床を全面撤去し、コンクリートで土間を打ち直し
  • 基礎がしっかりしたことで安心感が大きくアップ
納屋リフォーム前の床。腐食が進み土台が傷んでいる状態
腐食した床
納屋のリフォーム中。腐食した床を撤去し、新たにコンクリートで土間を打設した様子
工事中:土間打ち

梁を残して古民家の雰囲気を再現

  • 新しい空間でも梁は極力残して活かす方針
  • 木の色合いや質感をそのまま見せることで“古民家らしさ”を演出
  • 吹き抜けとの組み合わせで、開放的な大空間へ
リフォーム後の納屋内装。梁を残して古民家らしい雰囲気を再現した様子
梁の見上げ写真

格子戸と欅の柱のリユース

  • 近所の方から譲っていただいた昔ながらの格子戸を再利用
  • 家に残っていた欅の柱を削り、戸のガイドとして加工
  • 新しい建材では出せない“古材ならではの風合い”を活かした仕上がり
リフォーム工事中。欅の柱を削って格子戸のガイドを製作している様子
工事中:欅柱を加工してガイドを製作
リフォーム後の内装。3枚の格子戸を設置し、梁と床と調和した古民家風の仕上がり
After:3枚の格子戸(完成写真)

施主レビュー

実際に使用してみての感想:

  • ✅ 新しい床で安心感が段違い
  • ✅ 梁を残すことで「古さを活かした味」が出た
  • ✅ 格子戸が加わると、一気に“古民家らしさ”が増した
  • ⚠️ 古材を活かすのは手間も費用もかかる → 職人さんの技術が必須

まとめ

今回の工事では、腐った床の撤去と土間打ち直し → 梁を残した内装 → 格子戸の再利用 という流れで、納屋が古民家風の渋い空間に生まれ変わりました。
「残すところは残し、直すところはしっかり直す」──このバランスがリフォームの醍醐味だと実感。床と梁、格子戸はその象徴的な存在になっています。

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