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納屋の片付けで“重たい主役”に出会う
片付けの最中に現れたのは、丸い文字盤が印象的な昭和の上皿秤。
鉄のベースと紙文字盤の焼け、塗装のヤレまで含めて、空間のトーンにぴたりと合う。
秘密基地で“重心”をつくる古道具として残すことにしました。

状態チェックと最小メンテ
精密な計量用途では使わず、インテリアとしての再利用を前提に確認。
- 表面の埃:乾いたブラシ → やわらかい布で拭き上げ
- 鉄部の軽いサビ:中性洗剤拭き→乾拭き(落ちない深サビは味として残す)
- 文字盤:無理に擦らない(紙の剥がれを防ぐ/必要ならマット系の保護スプレーで固定)
- 可動部:固着していれば少量の潤滑のみ
- 設置面:床傷を防ぐためフェルトを貼る

どう活かすか(使い方アイデア)
- サイド/ディスプレイ台:上皿にトレーや板を敷き、小物や植物を置く
- 撮影小道具:アイアン作品やレトロ小物と組み合わせると雰囲気が決まる
- 入口のアクセント:梁・漆喰・金属のミックスで空間の“素材感”が際立つ

※ 重量物なので落下・転倒対策と小さなお子さんの手が届かない配置は徹底。
※ 計量精度は期待せず、飾り・ディスプレイ用途で。
施主レビュー
- 重い=安定感と存在感が出る
- 漆喰のマット、梁の木目、秤の金属。素材の掛け合わせで画が締まる
- 手をかけすぎず「残す」ことで、空間に時間の深みが出る
まとめ
レトロな秤は、置くだけで秘密基地に重心と物語を与えてくれる。
大掛かりなコストをかけなくても、古道具の再利用で雰囲気は十分つくれると実感。
設置カットが撮れ次第、また追記します。