目次
まず結論(要点3つ)
- 基準サイズを先に決める:1体分=最大突出部+各方向2〜3cmの余白。
- ケースは役割で選ぶ:アクリル=軽量・オーダー/ガラス=主役級/ラック=拡張と配線。
- 守りも同時に:乾燥・耐震・遮光を初日からセット。
正しい計測のコツ
- メジャーは**剣先・マント・躍動パーツの“最大突出部”**基準。
- ケース内寸=本体サイズ+左右・奥行・高さに2〜3cm。
- 回転台や背面ミラーを使うなら高さ+5〜10cm上乗せ。
- 棚に入れる場合は棚の内寸基準で逆算(ヒンジや柱の出っ張りに注意)。
コレクションケースはこの3択
A. アクリルケース(軽量&サイズ自由)
- 向き:デスクや棚上にジャストフィットで置きたい。
- 強み:軽い/透明度高め/サイズオーダー可/UVカット品あり。
- 注意:細かな擦り傷・静電気。ハンドブロワー&帯電防止でケア。
B. ガラスコレクションケース(透明感&高級感)
- 向き:リビングなどに主役級で設置。
- 強み:透明感・耐擦傷・重厚。引き戸タイプは開閉ラク。
- 注意:重量(搬入2人以上・設置場所の耐荷重確認)。地震対策は必須。
C. メタルラック+防塵カバー(拡張性&配線自由)
- 向き:数が増える/秘密基地系の見せ方。
- 強み:段増設が簡単/配線・照明の自由度が高い/コスパ良。
- 注意:見た目は工夫次第。高品質カバーで防塵を担保。
迷ったら:1体目=アクリルで基準化 → 主役群はガラス面 → 増えたらラック段増設の二段構え。
見栄えを底上げする照明と台座
- 電球色LEDテープを上部・背面に。陰影が立って造形が映える。
- CRI(演色性)高めのライトで肌色や影を自然に。
- 背面ミラーシートで奥行きをプラス。
- **回転台(低速)**で動画映え&死角解消。
- 台座で段差=主役1+サブ複数の三角構図が万能。
ホコリ・湿気・地震から守る
- 乾燥剤(シリカゲル):ケース下部に配置、定期交換。
- 耐震ジェル:ケース底と台座へ。高重心体は足元にも薄貼り。
- 直射日光・エアコン直風NG(退色・劣化)。
- 掃除:ハンディブロワー→帯電防止クロス→最後に乾拭き。
配置のセオリー(複数体/章並び)
- 高さリズムを作る(台座で段差)。
- 視線誘導は三角構図が基本。
- 章ごとにグルーピングすると物語性が出る。
未開封のまま保管するなら
- 高温多湿×直射日光を避ける。押入れは除湿剤同梱。
- 段ボールは床から浮かせる(スノコ等)。
- 長期はビニール袋の可塑剤移行に注意。和紙/不織布に変更推奨。
よくある質問(Q&A)
Q. 何体分を一気に買うべき?
A. 1体分の基準サイズ→同規格を複数がムダなし。
Q. LEDは電球色?昼白色?
A. 電球色が無難。陰影がきれいに出る。
Q. ガラスは重くて不安。
A. 設置面の耐荷重確認&搬入は2人以上。耐震ジェル併用。
まとめ(結)
- 最大突出部+余白で“基準サイズ”を先に決める。
- アクリル/ガラス/ラックは役割で使い分け。
- 乾燥・耐震・遮光の守りを初日から。規格を固定して、あとは並べるだけ。