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ステンレス鉄板Q&A大全|買う前〜使い倒すまで“ここだけ見ればOK”

導入
ステンレス(SUS304)鉄板はサビに強く手入れがラク。一方で「厚みは?曲がりは?IHは?」など、買う前・使い始め・片付け・トラブル対応の疑問が山ほど出る。ここでは失敗を最短で回避するための要点だけをQ&A形式でまとめた。詳しい手順は要所で関連記事に飛べるようにしてある。


目次

Q1. 厚みはどれを選ぶ?(3mm と 9mm で迷ってる)

  • 3mm…加熱が速い・軽い・家庭コンロ/キャンプどちらも扱いやすい。日常〜ソロ/デュオに最適。
  • 9mm(数量限定)…蓄熱最強で焼きムラが出にくい。分厚い肉や“連続投入”で真価。ただし重い&温まりは遅い
    → 迷ったらまず3mm9mmは“肉厚ステーキ・大量調理のロマン枠”。

参考:[内部リンク:ステンレスvs鉄の比較記事URL


Q2. “シーズニング”は必要?

鋳鉄と違い必須ではない。初回は中性洗剤で洗う→空焼き30秒→薄く油をなじませるだけでOK。以後は使う→拭く→30秒空焼き→薄油ルーティン化が最強。


Q3. IHでも使える?

板のサイズ・IHの仕様に依存。IHの加熱コイル径に合うサイズだと熱が乗りやすい。端だけ温まらない時は予熱を長めに、弱〜中火から立ち上げる。反応が弱い機種はサブでカセットガスを。


Q4. 反り(ソリ)や焼きムラは出る?

薄板は急加熱・急冷で歪みやすい。

  • 予防:弱〜中火でゆっくり予熱濡れた面を直火に置かない
  • 出たら:裏面から軽く叩く等の矯正は基本不要。使用に支障がなければそのまま育てるのが正解。

Q5. こびり付きを防ぐコツは?

  • 予熱が甘いとくっつく → 食材投入前に油の“ゆらぎ”確認
  • 水分が多い食材はキッチンペーパーで表面の水を拭く
  • 最初に脂の出る食材(豚バラ等)で“滑り”を作るのも有効。

Q6. サビ?焼け色?水垢?見分けとリカバリー

  • 茶〜赤茶&ザラつき=サビ
  • 黒/虹色の膜=焼け色(多くは無害)
  • 白い曇り=水垢(ミネラル)

サビ復活3ステップ(15〜30分)

  1. #400→#800で点だけやさしく研ぐ
  2. クレンザー→洗浄→拭き上げ→30秒空焼き
  3. 薄油→乾燥保存(乾燥剤+袋)

具体手順:[内部リンク:サビ復活3ステップ記事URL


Q7. 片付け最短手順は?

拭く → 30秒空焼き → 薄油 → 乾燥保存」。これで再発防止まで一気に完了。


Q8. 食洗機はアリ?

基本非推奨。高濃度洗剤+高温乾燥で焼け・くもり・点サビの原因に。どうしても使うならすぐに取り出して拭き上げ→空焼き→薄油を厳守。


Q9. 家でも外でも使いたい。保管は?

  • 家:乾燥剤と一緒に密閉袋
  • 外:クッキングシートで挟んでからケースへ(油染み防止)。車載は水平置き

Q10. 3mmでもステーキは焼ける?

余裕。コツは**“面を熱で作る”:予熱長め→油少量→一気に置いて動かさない。返しは最小回数**。


よくある失敗→即解決

  • 洗って放置→点サビ → 拭く→空焼きの習慣化で消える
  • 油ベタ塗り→ホコリ&酸化膜 → “薄く”が正解
  • 強火ドン→反り → 弱〜中火で予熱に統一

内部リンク


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まとめ

“点で落として面を守る”。これがSUS鉄板の正解。
拭く→30秒熱→薄油→乾燥保存さえ回せば、**3mmは“日常の主力”、9mmは“ごちそう担当”**として長く活躍する。

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