キャンプや七輪料理の「鉄板」は、ステンレス製と鉄製のどちらを選ぶかで迷いがち。
この記事は違いをシンプルに整理しました。最後に用途別のおすすめもあります。
目次
まず結論(これだけ覚えればOK)
- 手入れラク・家でも兼用したい → ステンレス(SUS)
- 旨さ・“焼き”重視・育てる楽しさ → 鉄(スチール)
- キャンプ&肉の焼き目重視=鉄(スチール):蓄熱◎。カリッと仕上がる。
- 厚み目安:家=t3〜t4/キャンプ=t6/ガチ焼き=t9
| 項目 | ステンレス鉄板 | 鉄(スチール)鉄板 |
|---|---|---|
| 錆びやすさ | 錆びにくい(ラク) | 錆びやすい(ケア必須) |
| 焦げ付き | 油が少ないと焦げやすい | 使うほど馴染み焦げにくくなる |
| 蓄熱・火力感 | やや弱め(厚みで補える) | 強い。表面カリッ中ジューシー |
| 重さ | 同厚なら軽め | 同厚なら重め |
| 見た目 | 清潔・家でも使いやすい | 無骨・アウトドア映え |
| 手入れ | すぐ洗える、拭き取り簡単 | 乾燥→空焼き→薄くオイル |
| IH適性の目安 | 反応しない場合あり※ | 反応しやすい(機器次第) |
※IHは機器仕様により異なります。取説を確認してください。
使ってみた印象(体験ベース)
- ステンレス:予熱+油をしっかりで快適。後片付けが早い。
- 鉄:厚めだと温度が安定して“旨さ”が出しやすい。手入れも含めて育てる楽しさ。
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失敗しにくい選び方
- 片付け重視? → ステンレス
- 肉を最高に焼きたい? → 鉄(厚め)
- 家でも屋外でも使いたい? → ステンレス
- 無骨な質感が好き? → 鉄
厚さの目安(どちらにも共通)
- 約3mm:軽くて取り回し◎。入門向き。
- 6〜9mm:重いが蓄熱◎。ステーキや厚切りに強い。
厚みでここまで違う:t3 / t6 / t9
| 厚み | 立ち上がり | 蓄熱・均一性 | 重さ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| t3 | 速い | ふつう | 軽い | 家キッチン、ソロ |
| t6 | 中 | 高い | 中 | ファミリーキャンプ |
| t9 | 遅い | 最強 | 重い | 分厚い肉、人数多め |
よくある質問(Q&A)
Q. シーズニングは必須?
A. ステンレスは必須ではないが、予熱+油慣らしで快適に。鉄は初回シーズニング推奨。
Q. 家のコンロで使える?
A. ガスはOK。IHは機器と材質・厚みに依存(要確認)。
まとめ
- 短時間・簡単ケアならステンレス。
- 味と焼きの楽しさなら鉄。
使うシーンに合わせて選べば失敗しません。
WADAI屋のご案内
WADAI屋では、錆びにくく扱いやすいステンレス製プレートを中心に製作しています。
厚み別で使い分けもおすすめ。
一般的には「鉄の方が熱をしっかり溜められるので肉がうまい」と言われます。
ただ、私が製作しているステンレスの9mm厚プレートは、通常の薄いステンレスと違い、鉄と同等かそれ以上の蓄熱性があります。
そのためステンレスでありながら、鉄のように「表面はカリッ、中はジューシー」に仕上げることができるんです。
さらにサビに強いというステンレスの特性もあるので、「うまさ」と「使いやすさ」を両立できます。
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