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この記事の結論(最初に要点)
- 普段は中性洗剤→湯すすぎ→完全乾燥でOK。
- **焦げは“温めて落とす”が最短。**冷却→固着はNG。
- **くもり(虹色)は酸性洗浄で軽く除去。**こすり過ぎない。
- 反り防止は“じっくり均一予熱&急冷しない”。
- 3mmは軽快万能、9mmは蓄熱最強(予熱長め)。用途で使い分け。
道具リスト(最低限→あると神)
- 中性洗剤/スポンジ(日常) 👉中性洗剤楽天市場 👉スポンジ楽天市場
- スクレーパー(こびり落とし)👉楽天市場
- 重曹(こびり軽度~中度)👉楽天市場
- クリームクレンザー(例:バーキーパーズフレンド)👉楽天市場+研磨パッド #7447相当(中度~重度) 👉楽天市場
- マイクロファイバー布/キッチンペーパー(拭き上げ・挟み)👉楽天市場
- 収納ケース/仕切りシート(運搬・保管)👉楽天市場
日常メンテ|60秒ルーチン
- 余熱が少し残るうちにスクレーパーでこびり落とし。
- 中性洗剤+ぬるま湯で洗う(スポンジは柔らか面)。
- 布で完全に拭き上げ→自然乾燥。
- 収納時は薄紙orキッチンペーパーを一枚挟む(擦れ傷防止)。
※ステンレスはシーズニング不要。油ベタ塗り保管は不要&埃も噛むので非推奨。
焦げ取り|3段階のベストプラクティス
Lv1:軽度(うっすら茶色)
- ぬるま湯+中性洗剤→スポンジで円を描かず目に沿ってやさしく。
Lv2:中度(固着気味)
- 鉄板に水+小さじ1〜2の重曹→弱〜中火で軽く沸騰(2〜3分)→スクレーパー→洗剤洗い。
Lv3:重度(黒焦げ・長期間)
- クリームクレンザー(BKFなど)を少量→研磨パッド#7447で一定方向に軽圧で。
- 仕上げに中性洗剤でよく洗い→拭き上げ→乾燥。
ポイント:**“強く・長く”はNG。**光沢落ちやヘアライン荒れの原因。必要最低限で止める。
くもり・虹色(ヒートティント)の消し方
- 酢(またはクエン酸水)を薄くのばし、1〜2分おいてから柔らかい布で拭き取り→水洗い→乾燥。
- 取れにくい場合のみごく軽い研磨を追加。毎回は不要。
反り・歪みを出さない火の使い方
- 中火→中強火へ段階的に予熱。9mmは特にじっくり(面全体が均一に温まるまで)。
- 一点強火の当てっぱなしを避け、焚き火なら火床の中央〜広い面で。
- 使用直後に水かけ急冷は厳禁。熱残り→ぬるま湯→洗剤へ。
- 車載は水平置き・上に荷物を載せない。
保管と運搬のコツ
- 完全乾燥→薄紙1枚挟む→ケースへ。
- 湿気る環境では乾燥剤を1つ。
- 3mmは携行向き、9mmは据え置き運用が現実的。
3mmと9mm、手入れの体感差
- 3mm:汚れ落ちが早く、取り回しが圧倒的にラク。
- 9mm:こびりにくく蓄熱で焦げにくい一方、サイズ次第でシンクでの扱いは重労働。作業台上でのケア推奨。
よくある質問(FAQ)
Q. ステンレスは“味”が鉄より落ちる?
A. 厚みと温度管理次第。9mmなら面温度の落ちが少なく、“旨さの再現性”が高いです。3mmでも予熱&油回しで十分旨い。
Q. クレンザーは毎回使う?
A. いいえ。重曹沸騰→スクレーパー→洗剤で落ちるならそれで十分。クレンザーは最終手段。
Q. サビる?
A. ステンレスは非常にサビにくいですが、塩分長時間放置&濡れたまま密閉は避けてください。