目次
この記事の結論(先に要点)
- CBカセットコンロ:まずは3mm×300–350系が安全・快適。9mmの長時間運用は非推奨。
- シングルバーナー:3mm快適。9mmは中火長め予熱+広め五徳が前提。
- ツーバーナー:9mmの本領。8–12分の均一予熱で分厚い肉が安定。
- 焚き火/炭火:9mm最高。熾火で面を作る→油回し→連続投入。
- 家で使う:IH目当てはSUS430(磁性あり)。SUS304は基本IH不可。
安全面は各器具の取説最優先。ボンベ過熱・輻射熱に注意してサイズ選定を。
まずは安全(必読)
- 取扱説明書厳守:特にCB缶コンロはボンベ過熱NG。輻射熱がこもる使い方は避ける。
- 過度な風防は危険:コンロ全体を囲う風防は熱こもりの原因。焚き火やツーバーナーでのみ風対策を。
- 設置面の耐熱:耐熱テーブル+水平置き。使用後の急冷NG。
火源別ベストプラクティス
1)カセットコンロ(CB缶)
- 推奨:3mm×300×200〜350×250
- 運用:中火→中強火で2–4分予熱/油を角まで回す→食材は載せすぎない
- 注意:9mmや400×300級の長時間加熱は避ける。遮熱テーブル等対応製品のみ使用
2)シングルバーナー(OD缶/高出力)
- 3mm:快適。朝食・麺・薄切り肉に◎
- 9mm:中火長め予熱(6–10分)+広め五徳推奨。炎点集中を避けて面全体を温める
3)ツーバーナー
- 9mmの本命。8–12分の均一予熱→面が冷めにくく厚切り肉が連続で安定
- 片側を高温、もう片側を保温ゾーンにして回転させると失敗が減る
4)焚き火/炭火
- 9mm最高。薪は熾火で面を作ってから。炭は中〜強火域を板の中央〜広範囲へ
- 3mmは軽快に調整できるが、連続投入時は温度が落ちやすい→食材の投入数を制御
5)家キッチン/IH補助
- SUS430ならIH補助用途と相性○(製品仕様を確認)
- SUS304は基本IH不可。家庭用ガスは五徳の安定性・火力を確認して運用
予熱と温度の“目安”
- 3mm:中火→中強火で2–4分、表面**180–220℃**でスタート
- 9mm:中火→中強火で8–12分、表面**200–230℃**でステーキ域
- 粉物:**160–180℃**で焦げにくい
表面温度は非接触温度計が便利。まずは“触りすぎない”が鉄則。
風対策・輻射対策のコツ
- 風対策:ツーバーナー/焚き火で背面だけの低め風防を。CBコンロ全囲いは不可。
- 輻射:鍋・板のはみ出し量に注意。ボンベ側に熱が回らない配置を徹底。
- テーブル:**遮熱テーブル(対応機種専用品)**や耐熱シートを使用。
セットアップ・チェックリスト(コピペでOK)
- □ 置き場所は水平/耐熱
- □ 器具の取説を確認(最大鍋径・風防の可否)
- □ 予熱は段階的に(急加熱しない)
- □ 油を角まで回す
- □ 載せすぎない(面の温度を落とさない)
- □ 使用後は急冷しない→ぬるま湯→洗剤→完全乾燥
当店ラインアップ
- STANDARD|3mm(SUS304/SUS430)
250×250/350×250/400×300 … CBコンロ〜バーナーで万能*当店はφ250在庫あり 角プレートはサイズ問い合わせお願いします。 - LIMITED|9mm(SUS304)数量限定
350×250/400×300 … ツーバーナー&焚き火で真価
迷ったら3mm。ごちそうデーは9mmで。