目次
はじめに:この日の“無骨”な釣果

なぜカワハギの肝は旨いのか
- 白身×濃厚肝=フグに匹敵するコク。
- 秋〜冬は肝が太り、刺身との相性が極まる“旬”。

下処理のキモ(=肝を守る)
- ウロコ不要:皮を“ビリッ”と剥ぐ魚。
- 頭を落とし、肝を潰さないように内臓を分ける。
- 肝は血を洗い流して牛乳+塩ひとつまみで10分→臭み抜き→氷水で軽く締める→水気を拭く。
- 身は薄造り用に半日冷蔵で身を落ち着かせると切りやすい。


衛生メモ(短く):生食は自己判断。不安ならさっと湯引きやしゃぶしゃぶ推奨。肝は必ず新鮮な個体のみ使用。
食べ方3選(酒泥棒順)
1)刺身ד追い肝”醤油(最強)
- 肝(大さじ1.5)+醤油(大さじ2)+みりん(小さじ1/2)を練る。
- 切り身にちょんと。白ワインや日本酒なら永遠に飲める。

2)肝和え(山葵少々)
- 肝を裏ごし→少量の醤油でのばし→刺身を和えて葉っぱにちょい盛り。
- 酒の暴力的なつまみ。ビールも日本酒も呼ぶ。
3)しゃぶしゃぶ(家族にもウケる)
- 昆布出汁を沸かす→2秒ひたして白くなったら上げる。
- 肝ポン(肝:ポン酢=1:3)で罪悪感ゼロの濃厚。

ついでの贅沢:マダイ薄造りも並べた
- 釣果にマダイがいれば紅白盛りにすると映える。

酒ペアリング

- ビール:一杯目の“口のウォームアップ”。
- 純米吟醸:肝のコクを受け止める包容力。
- ハイボール:脂を切って次の一口を加速。
(※未成年・運転前はダメ、飲み過ぎ注意)
これで釣りに行きたくなる“超要点”
- 時期:秋〜冬(肝パン)。
- 仕掛け:胴突きorカワハギ専用(感度重視)。
- エサ:アサリ最強。小さめに切ってしっかり縫い刺し。
- 誘い:小刻みに“聞く→止める”。コツンで即アワセ。
- ポイント:岩礁・筏・堤防のカケアガリ。
- 持ち帰り:氷締め→ドレンで水分管理→当日〜翌日処理。
〆
“肝が主役”の魚は数あれど、カワハギの完成度は別格。
釣って、捌いて、肝で一杯——それだけで今週が報われる。
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