ステンレス鉄板で焼いたのに、
「なんか微妙だった」
「思ってた感じと違う」
そんな経験はないだろうか。
最初は、
鉄板の厚みが悪いのか、
素材が合ってないのか、
そう考えがちだ。
でも実際に使い続けて分かったのは、
うまく焼けない原因のほとんどは“使い方の勘違い”だった。
ステンレス鉄板は「難しい道具」じゃない
ステンレス鉄板は、
決して玄人向けの道具じゃない。
むしろ、
ポイントさえ押さえれば扱いやすい。
ただし、
最初にやりがちな勘違いをしたままだと、
「向いてない」「失敗する道具」
という印象だけが残ってしまう。
勘違い① とにかく強火にすればいいと思っている
七輪や直火を使うと、
つい火を強くしたくなる。
火力があれば、
うまく焼けそうな気がするからだ。
でも実際は、
火が強すぎると調整が効かなくなる。
一度上がった鉄板の温度は、
すぐには下がらない。
結果、
外だけ焼けて中が追いつかない、
焦げる、
そういう失敗につながる。
勘違い② 予熱すればするほど正解だと思っている
「鉄板はしっかり予熱」
これはよく聞く話だ。
ただし、
やりすぎると逆効果になる。
予熱しすぎた鉄板は、
置いた瞬間に焼き始めてしまう。
ステンレスは熱を溜める。
だからこそ、
“程よいところで止める”感覚が必要になる。
じゃあ「程よい予熱」ってどこ?
よくある「程よく温まったら」という表現は、
正直かなり分かりづらい。
基準はシンプルで、
“焼き始める直前の反応”を見る。
・油を1滴落としたとき
→ すぐ広がって、ジュッと音が出る
→ 煙がモクモク立たない
この状態が目安。
天ぷらの温度を見る時のように、
「一瞬の反応」を見る感覚に近い。
逆に、
油を落とした瞬間に
バチッと弾いて煙が立つなら、
予熱しすぎ。
その場合は、
火から少し離すか、
一度置くのを待つ。
勘違い③ 焼いている最中に触りすぎている
焼き始めると、
つい気になって触ってしまう。
動かす。
返す。
確認する。
でもこれ、
意外と失敗の原因になる。
鉄板は、
置いた瞬間から焼いている。
触りすぎると、
焼き色も温度も安定しない。
七輪で火力を調整する方法(現実的なやり方)
七輪はガスと違って、
つまみ一つで火力を調整できない。
だから調整は、
「炭」「距離」「空気」で考える。
① 空気窓は“微調整”と考える
空気窓は、
火を強く・弱くするというより
燃え方を整えるもの。
焼き始めてから大きく動かすより、
最初の炭量で火力を決めた方が安定する。
② 強すぎたら「炭を1本抜く」
焼いている途中で
「強すぎる」と感じたら、
空気窓を閉じるより、
炭を1本外に出す方が確実。
七輪は一度火が回ると強い。
だから“減らす”調整が一番早い。
③ 鉄板を少しズラすのも立派な調整
どうしても火が強い場合は、
鉄板を七輪の中央から少しズラす。
全面を使わず、
「強火ゾーン」と「逃げ場」を作るだけで、
焼きは一気に安定する。
うまく焼ける人が意識しているたった1つのこと
うまく焼ける人が見ているのは、
鉄板でも肉でもなく、
火そのものだ。
・火が強すぎないか
・今どこが一番熱いか
・次にどう動くか
この意識があるだけで、
結果は大きく変わる。
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まとめ|鉄板が悪いと思う前に
ステンレス鉄板でうまく焼けない時、
道具のせいにしたくなる。
でも多くの場合、
原因はシンプルだ。
火の強さ。
予熱のやりすぎ。
触りすぎ。
この3つを意識するだけで、
鉄板はちゃんと応えてくれる。
「選び直す」前に、
一度使い方を見直してみてほしい。
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