昨日まとめた「ステンレス vs 鉄板」の比較記事を読んでくれた方へ。
今回はその一歩先、**「じゃあ実際どう育てて、どう手入れすればいいの?」**に全部答える回です。
- 手入れ次第で“ただの板”にも“手放せない相棒”にもなる
- 君が使っているのは主に「ステンレス3mm」と「9mm極厚鉄板」
- この記事ではその2種類に絞って、リアル運用目線で解説
比較編とセットで読んでもらうことで、「買う前も・買った後も困らない状態」にしていきます。
※内容は自分の使用感+一般的な手入れ方法をまとめたものです。メーカー推奨がある場合はそちら優先で。
ステンレス3mm鉄板|サビにくくて扱いやすい“デイリーメイン”
【向いてる人】
- ベランダ・庭・キャンプでサクッと焼きたい
- 手入れで悩みたくない
- 家でも外でも同じノリで使いたい
初回:使う前の準備
- 洗剤でしっかり洗う(油・保護膜を落とす)
- 水分を拭き取って火にかけて完全に乾燥
- 薄く油を塗って軽く煙が出るくらいまで温める
- 冷まして余分な油を拭く
これでOK。鉄みたいなガチガチのシーズニングは不要。
使用後の手入れ
- 粗く焦げを落とす → お湯 or お湯+タワシ
- 必要なら少量の中性洗剤OK
- 水分を軽く飛ばして、薄く油を塗って保管(外置きならマスト)
ポイント
「ステンレス=絶対サビない」じゃない。
縁や裏側はサビやすいから、水分放置しない+油うっすらをクセに。
9mm極厚鉄板|火力ゴリ押しの“ご褒美ギア”
【向いてる人】
- ステーキを本気で焼きたい
- 脂の多い肉や固い食材もドンとこい
- 加熱ムラを減らしてド安定させたい
初回シーズニング(ざっくりでOK)
- 洗剤でしっかり洗う → 水分ふき取り
- 空焚きして水分を完全に飛ばす
- 菜種油 or サラダ油を薄く塗る
- 中火〜強火で煙が出るまで温める
- 冷まして余分な油を拭き取る
- 2〜3回繰り返すと表面が落ち着いてくる
使用後の手入れ
- 金属ヘラ or スクレーパーでコゲを削る
- お湯+タワシで洗う(洗剤は必要なときだけ)
- 再加熱して水分飛ばす
- 薄く油を塗って保管
やりがちNG
- ガッツリ洗剤&スポンジで毎回リセット
- 濡れたまま放置 → 点サビ祭り
- 厚板を急冷(真っ黒に熱してから水ドバーッ)
よくあるトラブルと対処法
焦げつきやすい
- 油をケチっている
- 食材投入が早い(鉄板が温まる前)
- 初回シーズニングが弱い
→ 対策:
・**「先に煙まで温めてから油 → 食材」**を徹底。
・一度ガッツリ空焚き+油引きでリセットもアリ。
サビが出た
- ステンレス:茶色いポツポツ → 研磨スポンジで落として乾燥+油。
- 鉄板:軽いサビ → 削って焼き入れやり直し。
内部リンク
- 「ステンレスか鉄か迷っている人は、こちらの比較記事もどうぞ。」
→ステンレス鉄板 vs 鉄板 比較記事 - 🛠 WADAI屋オリジナル鉄板シリーズ
→ BASEの商品ページリンク
※「あると便利なメンテギア」: