庭で鶏肉を焼くと、
「中がパサパサ」「皮が焦げる」「火が入りすぎる」
こんな失敗、誰でも一度は経験します。
原因はシンプルで、
火力が強すぎるか、熱をコントロールできていないだけ。
そこで効いてくるのが、
七輪 × SUS304鉄板 の組み合わせです。
目次
庭で鶏肉がパサつく理由は「火力と鉄板」にある
鶏肉は牛や豚と違い、水分量が多く、
一気に高温を当てるとすぐに水分が抜けます。
七輪は火力が強くなりやすく、
網焼きだと
- 表面が一気に焼ける
- 中まで火が入る前に水分が飛ぶ
- 結果、パサパサ
になりがち。
鉄板を使うことで、火を“和らげる”ことができる。
これが最大のポイントです。
SUS304鉄板が鶏肉に向いている理由
SUS304鉄板は、
- サビに強い
- 油汚れが落ちやすい
- 匂いが残りにくい
庭で使うには非常に扱いやすい素材。
さらに鉄板を使うことで、
- 直火を避けられる
- 温度が安定する
- 焼き面が均一になる
結果、鶏肉の水分を飛ばしすぎずに焼ける。
厚みで仕上がりが変わる｜t3 と t9 の違い
t3（3mm）＝火入れが速く、皮パリ向き
- 立ち上がりが早い
- 皮をパリッと焼きやすい
- 軽くて扱いやすい
👉 鶏皮焼き、もも肉の表面焼きに最適。
t9（9mm）＝身が驚くほどジューシー
- 温度が落ちにくい
- 火が入りすぎない
- 中までゆっくり火が通る
👉 むね肉・厚めのもも肉でも、
驚くほどしっとり仕上がる。
七輪の強火を、
鉄板側で“受け止めてくれる”感覚。
庭七輪で鶏肉を失敗しない焼き方【完全手順】
- 鉄板を中火で予熱
- t3：2〜3分
- t9：5分前後
- 油はごく薄く
- 鶏の脂で十分
- 最初は皮目から
- 動かさず、焼き色を作る
- 焼き色が付いたら火力を落とす
- 七輪なら炭を少しずらす
- 裏返したら“焼く”より“火を入れる”意識
- 蓋をするとさらに安定
- 焼き上がったら1〜2分休ませる
- 肉汁が落ち着く
これだけで、
パサつきはほぼ無くなる。
部位別おすすめ調理
もも肉
- t3でもt9でもOK
- 皮パリ重視ならt3
- ジューシーさ重視ならt9
むね肉
- t9一択
- 低温気味でじっくり
鶏皮
- t3で高温短時間
- 油を落としすぎないのがコツ
よくある質問（FAQ）
Q. 鶏肉は鉄板だと焦げませんか？
火力を落とすタイミングを守れば問題ありません。SUS304鉄板は直火を避けられるため、むしろ焦げにくくなります。
Q. 七輪でも鶏むね肉はしっとり焼けますか？
t9のような厚みのある鉄板を使い、火力を抑えれば十分可能です。
まとめ｜鶏肉は「鉄板と火力」で化ける
庭で鶏肉を美味しく焼くコツは、
味付けよりも火と鉄板のコントロール。
- t3＝皮パリ・軽快
- t9＝しっとり・安定
SUS304鉄板を使えば、
庭でも“店レベルの鶏焼き”は再現できます。
関連記事｜SUS304鉄板と庭七輪をもっと深く知りたい方へ
SUS304鉄板や庭七輪の使い方については、以下の記事も参考になります。
- ステンレスと鉄の違いを徹底比較
→ 鉄板選びで迷っている方は
「ステンレス vs 鉄のグリドル比較」 を先に読むと理解が深まります。
https://wadai-ya.com/stainless-vs-iron-griddle/ - SUS304鉄板（t9）の実力を詳しく解説
→ 分厚い肉や鶏むねをしっとり焼きたい方は
「SUS304 t9鉄板の魅力と使いどころ」 をチェック。
（※t9レビュー記事URL） - 庭七輪を無骨に楽しむための実践レビュー
→ 七輪選びや庭での使い勝手は
「WADAI屋 焚き火台・七輪レビュー」 で詳しく解説しています。
https://wadai-ya.com/wadai%e5%b1%8b-%e7%84%9a%e3%81%8d%e7%81%ab%e5%8f%b0%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%ef%bd%9c%e7%84%a1%e9%aa%a8%e3%81%ab%e6%a5%bd%e3%81%97%e3%82%80%e5%a4%a7%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%82%a6/ - ステンレス鉄板のメンテナンス方法
→ 焼いた後の手入れや焦げ対策は
「ステンレス鉄板のメンテナンス完全ガイド」 を参考にしてください。
https://wadai-ya.com/stainless-griddle-maintenance-guide/
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